谷口、2位発進で「セクシーキング」宣言「スカートでもはこうかな」


 ◆男子プロゴルフツアー 関西オープン第1日(18日、京都・城陽CC=7037ヤード、パー71)

 ツアー通算19勝の谷口徹(49)=フリー=が「セクシーキング」になる可能性を示唆した。今大会は主催の関西ゴルフ連盟が新たなファンサービスとして、競技終了後に選手と写真が撮れる「フォトエリア」で選手と会話ができる場所を用意。選手には大会スポンサーのネスレからアイスコーヒーや、京都にちなんだ宇治抹茶などが配られた。

 約10分間、サインや写真撮影の行列に丁寧に対応した谷口だったが「アン・シネに比べたら全然や。ずらーっと並んでない。サインしても手首疲れへんし、すぐ終わっちゃった」とボケを連発。「人気ないわ。頑張ろ。スカートでもはこうかな」と、膝上30センチのミニスカートで「セクシークイーン」と呼ばれる韓国のアン・シネを引き合いに出して、報道陣の笑いを誘った。

 この日は4番から3連続バーディーを奪うなど2アンダーで首位と2打差の2位発進。硬く、止まらないグリーンをベテランの技で乗り越えた。「年は関係ない。年齢で比較するのはナンセンスやってイチロー選手も言うとったで」とアップダウンの激しいコースもなんのその。「49歳の自覚もない。自覚があるのは髪の毛くらいや」と冗談は止まらない。

 プライベートでも親交の深い小平智が風邪で不在。前週はともに3位だったため、17日の欠場が発表される直前は「今週は白黒ハッキリつけなあかん」と鼻息を荒くしていたが、まさかの“肩すかし”をくらった。「小平がおらんやん。知恵熱かな。1つ勝ったら、テングになるからええか」と“谷口節”をさく裂。「小平の名前を出したってるんですよ。もっと取り上げてやって下さい。アイツは話題がないんでね」と愛のある憎まれ口をたたき、満足そうにコースを後にした。

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