◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー 今季メジャー最終戦・日本シリーズJTカップ第3日(2日、東京・東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)
22位で出た賞金ランクトップの小平智(28)=Admiral=は2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの73で回り、首位と13打差の6オーバーで24位に後退し、逆転優勝が絶望的となった。
3番パー3でピン奥約2メートル半につけると、下りのスライスラインを沈めてバーディー。好スタートを切ったが、3番でボギー。続く4番は第1打を左の林に曲げ、4オン2パットのダボ。「ドライバー(ショット)のミスが出て大たたきした。ドライバーがよくないので、アイアンにも影響が出ている」と肩を落とした。
首位の宮里優作が勝てば、自身の賞金王が消滅する。53位の世界ランクを年内に50位以内に上げ、来年4月のマスターズ出場権獲得が以前からの第1目標だ。「少しでもポイントを取っておかないと。優作さんは選手会長だし、優勝して取るのが一番いい。その方が絶対に絵になるし、ゴルフ界が盛り上がる。逆に優勝できなくて(賞金王が)僕に下りてくると、棚ぼたじゃないけど狙って取れたものじゃない。それが絵になるかというとそうじゃないし、僕は僕でマスターズという目標がある。個人的には優作さんを応援しています」と話した。
◇賞金王になる条件 ▽小平、宮里=優勝すれば自力で決着 ▽池田=優勝&小平が5位タイ以下の場合