日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は18日、都内のホテルで創立50周年記念パーティーと年間表彰式「LPGAアワード2017」を開催した。森田理香子以来日本人4年ぶり賞金女王に輝いた鈴木愛(23)=セールスフォース=はメルセデス最優秀選手賞に加え、メディア賞のベストショット部門を受賞した。
同賞に選ばれた6月のアースモンダミンカップ最終日18番での約8メートルのバーディーパットが映像で流されると「まさか選ばれるとは思っていなかったので光栄です。練習した成果が出た一打でした。入る寸前まで分からなかったので、見届ける時『入れ』って祈っていた」と、今季2勝目で右手を高々と上げたシーンを振り返った。
新人賞は今秋の日本女子オープンで1977年樋口久子以来、40年ぶりに連覇を達成した畑岡奈紗(18)=森ビル=が受賞。「米国でうまくいかなかったこともあったけど、帰ってきて2勝することができて良かった」と喜んだ。司会者の徳光和夫(76)に「茨城から世界ですね」と話を向けられると「魅力度ランキングで最下位だったので、私のゴルフで茨城を盛り上げたい」と笑顔で語った。
なお、メディア賞のベストコメント部門には畑岡の日本女子オープン優勝時のコメントが選出された。(以下の通り)
「これからは私たちの世代が日本を引っ張っていくべきだと思うので、この優勝は意義ある優勝だったと思います。これからも攻める気持ちを忘れずに、もっと頑張ります」