日本ゴルフツアー選手会の薗田峻輔副会長(28)=フリー=が5日、都内の公益財団法人・高松宮妃癌(がん)研究基金を訪れ、チャリティー金の寄贈式を行った。
金額は、昨年度トーナメント会場で出場選手による寄贈分の20万7083円と、昨年3月開催のジャパンゴルフフェアで選手会提供物品のオークションで集まった57万1201円の、合計77万8284円を寄贈。今回24年目を迎え、総額は1億8027万3055円となった。
癌(がん)研究基金の廣澤眞信・常務理事に目録を渡した薗田副会長は「先輩方が作ってくださったこういった活動を、今後もしっかりと継続していきたい。がんの撲滅に役立てていただきたい」と話した。
自身は、13年の2勝目を最後に勝利から遠ざかり、昨年は賞金ランク67位。1月のシンガポール、ミャンマーでの2戦はともに予選落ちに終わったが、「ここからが大事。クラブの調整もしながら、4月に向けて仕上げていきたい」と、国内開幕戦の東建ホームメイトカップを見据えた。今月は沖縄合宿を予定し、3月のニュージーランドオープンにも出場する。
「20代の選手がツアーの起爆剤になれるように。1勝したいし、賞金ランクでも上に行きたい」と抱負を述べた。