初日１０アンダーで首位に立った小祝さくら
◆女子プロゴルフツアー センチュリー２１レディース第１日（２０日、滋賀・瀬田ＧＣ西Ｃ ６５１８ヤード、パー７２）
小祝さくら（２０）＝ニトリ＝が１イーグル、８バーディーの１０アンダー６２をマーク。ツアー記録の「６１」には１打及ばなかったが、大会記録を２打更新し、５月の中京テレビ・ブリヂストンレディス以来３度目となる単独首位発進（アマ時代含む）。“３度目の正直”でツアー初Ｖを狙う。
小祝に迷いはなかった。６つスコアを伸ばして迎えた１０番パー５。８メートルのイーグルパットをド真ん中からねじ込んだ。今季、ツアー最多タイとなる４つ目のイーグル。その後も淡々と２バーディーを奪って６２で回り「ビックリです」と笑った。
５番で約７メートル、７番で約４メートルを沈めるなどパットが好調。秘訣（ひけつ）は「キャディーに相談せずに自分でラインを読んで打つこと」。前週のサマンサタバサレディースから帯同キャディーに頼らず、自分でグリーンの芝目を読んだ。「相談して結論が違うと、迷いが出る。迷ったら思うように打てない」。先週は４位で優勝は逃したが、パターでは自信をつかんだ。アマ時代を含め３度目の単独首位発進から初Ｖを目指す。