アイルランドで開催されていた第31回アイゼンハワー トロフィー。3日目を終えて、団体戦、個人戦ともにトップに立ったニュージーランド。昨日の最終日、惜しかったですねー。最終的には4位でフィニッシュでしたが、ニュージーランド代表、大、大健闘だったと思います。是非、来月のアジアパシフィックでも頑張って欲しいと思います。日本代表チームも、個人戦でカナヤタクミくんが、22アンダーで2位という大活躍でしたね。おめでとうございます。
さて、今回は先週遠征してきたニュージーランドU19選手権のレポートです。今年の開催地は、北島の南部マナワツ/ワンガヌイ地方の町、パーマストン ノース。開催コースは男子がマナワツ GC、そして女子が パーマストン ノースGC、共にマナワツ地方を代表するウッドランドタイプのゴルフコースです。
今回の旅程は、昨年と同様に、クライストチャーチ空港から60人乗りの小さなプロペラ機で首都ウェリントンへ。そこから、レンタカーで北島を2時間程北上するというルートです。リオンさんお勧めのミュージックセレクションを聴きながら、甘〜いペイストリーに4人でパクついて、とーっても楽しい遠足気分のドライブでした。
今年、JGNZからニュージーランドU19にエントリーしたのは、せがれの一磨(16才)と、前回の記事で紹介したゴルフ留学中のリオンさん(18才)の2名。
リオンさんは、この1ヶ月間毎週末カンタベリー地区のクラブ対抗戦に出場しながら、U19に備えてきました。クラブメンバーのサポートと本人の努力の甲斐もあって、英語環境のゴルフにもだいぶ慣れてきたようです。ちなみに、ホームクラブのペガサスGCは、クラブ対抗戦でトップを快走中。イエイ!
一方、せがれの一磨はU19の前週に、冬のニュージーランドから真夏の香港へ遠征し、アジアパシフィックジュニア選手権をプレー。そして、再び気温差20度超のニュージーランドへ戻った翌日にU19へ出発するという強行軍。ま、競技ゴルファーたるもの、こういったハードスケジュールの移動と環境の変化にも慣れていかないと、ですね。
現地にはトーナメントの2日前に入り、コースを歩いてグリーンマッピングしたり、練習ラウンドしたりと最終調整に励みました。ただ、残念ながら天候には恵まれず、雨と突風の中での1週間となってしまいました。(涙)U13の小さい子供達などは、吹き荒れる風にヨロヨロする場面もあって、見ていて可哀想でしたね。ゴルフを嫌いにならなければ良いけど・・・。
今回、リオンさんも2-3クラブの風が吹く雨の中でのプレーに、苦労していました。最後まで一生懸命プレーしてくれましたが、本人が目標としていたスコアー、順位には残念ながら届きませんでした。(涙)
そして、一磨は総合5位で予選通過、最終日17番のバーディーでトップに並んだところまでは良かったのですが・・・。(苦笑)その後、何が起きたのかはブログにて。
というわけで、2人にとっては悔しい結果となりましたが、ジュニアゴルファーにとっては、そういった経験ひとうひとつが大きな財産。失敗は成功のもとですからね。気持ちも新たに、来週からまた練習に励んでいきましょう。っていうか、遠征から戻った翌日、落ち込む暇もなく2人はクラブ対抗戦へ出掛けていきましたけど。(笑)
別件、来月のジャックニュートン インターナショナル。ニュージーランド代表として、うちの一磨がサイプレス レイクスへ派遣されることになりました。報知ジュニアから出場する日本代表のみんな、どうぞ宜しくね。
◆小堀亮三
1966年生まれ、神奈川県出身。中央大学仏文科を3か月で中退後、オフロードバイクのレースに参戦するために単身渡米、その後10年に渡り住み続けることとなる。UCSD卒業(カリフォルニア大学サンディエゴ校)。ニュージーランドの広大なオフロードトレイルライディングに魅せられ、2007年、妻、娘(当時8歳)、息子(当時5歳)の家族4人でニュージーランドへ移住し1年と半年後に永住権を取得。ふとしたきっかけでニュージーランドがゴルフ天国であることにも気づき、自身もどっぷりとはまり腰を痛めることに。今はゴルフに熱中する子ども達をサポートするかたわら、ジュニアゴルフNZを運営。
職歴 オフロードバイク業界でイベント企画運営をメインに輸入卸売、コラム執筆等、多岐に渡り30年。が、ゴルフに熱中する子ども達の影響と数々の幸運な出会いにより、一念発起、50歳でジュニアゴルフNZを開業する。現在はバイクとゴルフ2足の草鞋を履き、日本とニュージーランドを行ったり来たりの生活を送っている。
活動拠点 ニュージーランドでは南島のランギオラ。日本では群馬県の浅間高原、北軽井沢
趣味 家庭菜園とブログの更新(http://juniorgolfnewzealand.blog.jp)