池田勇太が今季初優勝で通算20勝 年少3位32歳で達成


通算20勝を達成した池田

通算20勝を達成した池田

 ◆男子プロゴルフツアー アジアパシフィック・ダイヤモンドカップ最終日(23日、埼玉・武蔵CC笹井C=7060ヤード、パー71)

 首位からスタートしたツアー通算19勝の池田勇太(32)=フリー=が4バーディー、1ボギーの68で回り、通算15アンダーとして、歴代3位の若さで節目の20勝に到達した。

 1番はボギースタートも2、4、6番、15番でバーディーを奪い、2位と6打差をつける圧勝劇だった。2日目以降は絶好調でボギーが2R(ラウンド)の9番パー3と4Rの1番パー4の2つのみと安定したゴルフを見せつけ約300人のギャラリーを沸かせた。

 2位には南アフリカのJ・ハーディング(32)が通算9アンダーでつけた。前日にホールインワンを達成した池田の東北福祉大の先輩である岩田寛(37)=フリー=が3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーで回り、通算8アンダーで3位につけた。2日にフジサンケイクラシックでツアー初優勝を飾った22歳の星野陸也=フリー=、7位からスタートした久保谷健一(46)=フリー=ら5選手が並んで通算7アンダーで4位となった。

 賞金ランク首位の今平周吾(25)=フリー=は通算3アンダーの17位に終わった。初日首位の出水田大二郎(25)=TOSS=は初日の8アンダー63でベストスコア賞を取ったが、2日目以降はオーバーパーで苦しんだ。

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