2枚のメジャー切符を目指して金谷拓実、中島啓太が首位に並んで運命のサンデーバックナインへ


最終日で暫定首位に並んで雷雲接近の中断でグータッチする(左から)金谷拓実、中島啓太

最終日で暫定首位に並んで雷雲接近の中断でグータッチする(左から)金谷拓実、中島啓太

 ◇男子ゴルフアジア・パシフィックアマチュア選手権<最終日>(7日、シンガポール・セントーサGCニュータンジョンC=6847ヤード、パー70)

 雷雲接近により、午前11時15分(日本時間12時15分)から約1時間10分の中断を経て、12時25分にプレーを再開。最終組が前半9ホールを折り返した。

 アジア大会男子個人&男子団体2冠の中島啓太(18)=代々木高3年=、世界アマ2位の金谷拓実(20)=東北福祉大2年=がともに前半3つずつ伸ばして、通算11アンダーで首位に並んだ。10、11年の松山英樹(当時・東北福祉大)以来となる日本人2人目の大会制覇の期待が集まる。

 トーマス(インド)、15年大会王者の金誠(中国)、ロイド・ゴー(フィリピン)が1打差の3位で追う。昨年の日本アマ王者・大沢和也(21)=日大4年=、日米ツアー通算13勝の丸山茂樹(49)の長男・奨王(しょうおう、18)=米カリフォルニア大ロサンゼルス校1年=はイーブンパーの27位に並んでいる。初出場の呉司聡(20)=イーストテネシー州立大2年=は、2オーバーの35位となっている。

 今大会優勝者には来年4月のメジャー、マスターズ(米ジョージア州オーガスタナショナルGC)と同7月の全英オープン(アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC)出場権が与えられる。2位は、全英オープン最終予選会出場権を得る。

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