３番、グリーン脇のバンカーから、帽子にトンボを乗せてショットを行った松山英樹
◆ゴルフ ダンロップフェニックス第２日（１６日、宮崎・フェニックスＣＣ＝７０２７ヤード、パー７１）
１オーバー、５６位から出た松山英樹（２６）＝ＬＥＸＵＳ＝は前半９ホールを回り、１バーディー、２ボギーとスコアを落とした。通算２オーバー、６５位で、６０位タイ以上の予選通過ラインを１打下回っている。初日に続き、石川遼（２７）、星野陸也（２２）との注目組には多くのギャラリーがついた。
松山は４番パー５で、第１打を左の林に打ち込んでボギーとした。６番パー３ではピン手前約１０メートルから３パットでボギー。７番パー５で、グリーン手前バンカーからの第３打をピンそばにつけてバーディーを奪った。４、５、６、８番で１～２メートルのショートパットを外すなど、精彩を欠いている。
松山はプロ転向後の日本ツアーでは、１３年ミズノオープン以来、２度目の予選落ち危機を迎えているが、後半の巻き返しに期待がかかる。
石川は前半を３バーディー、１ボギーで回り、イーブンパーの４２位。星野も３バーディー、１ボギーで、１アンダー、３２位としている。現在、７アンダーでツアー初優勝を狙う堀川未来夢が単独首位に立っている。稲森佑貴、岩田寛らが６アンダー、２位で追う。賞金ランク１位の今平周吾は８番までにスコアを５つ伸ばし、５アンダー、６位。世界ランク１位で２連覇中のブルックス・ケプカ（米国）は４アンダー、８位につけている。