１番ホールからスタートした石川遼
大相撲の地方巡業をモデルにした男子ゴルフ「フューチャーツアー」の埼玉縣信用金庫招待の最終日が１６日、埼玉・森林公園ＧＣで行われ、選手会長の石川遼（２７）＝カシオ＝、今季ツアー初優勝を飾った星野陸也（２２）＝フリー＝や出水田大二郎（２５）＝ＴＯＳＳ＝ら若手プロ１０人が参加した。
１５日から２日間の合計スコアで優勝が決まるトーナメント戦を開催。この日は最終日が行われた。首位スタートの大槻智春（２８）＝真清創設＝が６７で回り、通算９アンダーで優勝。石川は６７の８アンダーで首位と１打差２位。
「フューチャーツアー」とは、石川を筆頭とした若手プロがツアーを盛り上げるべく発案し、今季からスタートした。大相撲の地方巡業をモデルとし、プロの技術や迫力を間近に体感することでファン増加につなげるとともに、地域活性化を図ることを目的とする。この日も、各プロはジュニアと同組で回った。
７月に広島・鷹の巣ＧＣと岡山・倉敷ＣＣで開催を予定していたが、中国地方豪雨災害に伴い順延となった。８月に初めてサトウ食品招待が新潟・紫雲ＧＣ飯豊Ｃで開催され、竹安俊也（２６）＝ＣＯＺＹ＝が優勝。今回で２回目の開催となった。