日本ゴルフ協会(JGA)のナショナルチーム(NT)慰労会が21日、都内で行われた。今季プロツアーで諸見里しのぶらと並ぶ連続予選通過数10のアマチュア最多タイを記録した安田祐香(17)=滝川二高3年=が慰労会終了後、取材に応じた。来年4月新設のオーガスタ・ナショナル女子アマ選手権(米国)に出場することが決定している。「頼んでも回ることが出来ないコースにアマチュアで(招待されて)出られることにすごい興奮しているし、その場に居られることがすごい幸せだなと思います」と胸を高鳴らせていた。
ナショナルチーム入りしてから下半身強化に励み、平均飛距離が約10ヤード伸びて、約240ヤードに乗せた。「(今後は)腕立てなど、上半身の力をつけて飛距離をもっと伸ばしたい」と、さらなる成長を誓った。
来季はプロテスト受験も視野に入れ、「この1年が大事」と位置づける。米ツアーで活躍する松山英樹に憧れを抱く17歳は、「誰からも尊敬されるプロゴルファーになりたいです。でもまずは来年のプロテストを合格しないと、道はひらけないので、そこを目指していきたいと思います」と気を引き締めていた。