Lion&Tex肥後の『親子のオーストラリア ジュニアゴルフ奮闘記』15ーJNJG最終日は暴風雨の試練


 ジャックニュートンインターナショナルジュニアクラシックもいよいよ最終日になりました!初めてラウンドするこのコースでまさか最終日最終組で回ることができるなんて夢にも思ってませんでしたが、嬉しい限り!ただ・・・。
 なんだ?!この天気。1日目、2日目とあんなにいい天気だったのに、三日目から怪しくなりだし、今日は朝からザザ降りの大雨。でも、これはもしや雨の日に強いリオンのための天からのプレゼントでしょうか?

 

 雨の中濡れながら打ちっ放し、パターも済ませ、ティーグランドへ。
 なんと今日最終日はジャックニュートンが直々に1番ホールで一人一人の名前をアナウンスしてくれるサービス付き!もうちょっと天気のいい日だと良かったのになあと思いつつ、それでもティーオフ前はジャックと軽く雑談して一人一人名前をアナウンスされてティーショット。案の定、リオンの名前は詰まり詰まり、間違えながらもなんとかそれなりにアナウンスされて緊張のティーショット!ジャックの見つめる前でなんとかナイスドライブできて一安心。いざ最終ラウンド開始です!

 

 土砂降りの雨の中、思うようなプレーが出来ず、ボギー連発するもバーディーも前半2つ取ってなんとか後半で挽回しようとした矢先、12番の大きく打ち下ろしのブラインドホールで珍しくティーショットを引っ掛けてしまいハザードへ。そして3打目のボールがまたグリーン奥のハザードへ。早々と試合終了となりました。
 その後、何とか踏ん張って一つバーディーも取りましたが、あがり3ホールはますます暴風雨となり、傘は飛んでいくわ、グリップは滑るわで、さすがの雨に強い娘も集中力も切れて、てんやわんやでした。見てるこちらも傘があってないようなもので全身びしょ濡れ。そして楽しみにしていた最終日最終組の18番グリーン。いつもなら大勢のギャラリーがグリーン周りの土手の上から見守る緊張の最終ホール。でもさすがに今日は人っ子ひとりいない状態。この雨風では無理もないですが、優勝したWAの女の子にとってはあまりに寂しすぎる勝利の瞬間だったかも。まあ、でもギャラリーが見てようが見てなかろうが、優勝は優勝。結局娘は7位まで後退して今回のトーナメントは悔し涙と雨でびしょ濡れの結果となりました。

 

 ジャックニュートンも出席する盛大な表彰式が夕方行われ、一応娘も15歳の部のプライズをもらって、そのまま地獄の夜通し750キロの運転。雨も打ち付ける中、眠気と戦いながらゴールドコーストの我が家に朝4時に到着。
 来年はもう少し明るい気分で帰って来られるように頑張りましょう!

 

あいにくの雨の中の最終日となりました。最終組のティーオフ。

ティーオフの前にジャックがみんなに声をかけてくれる。そしてジャック直々の選手の紹介アナウンス付き!


表彰式の大きな会場は選手たちとその親でいっぱい。表彰式の後はここでゆっくりとディナー。

沢山の賞品が並ぶ表彰式では、ジャックから賞品獲得選手にトロフィーや数々の賞品が手渡される。


 

◆肥後 正史(ひご まさふみ)
1969年8月10日生まれ 来年で半世紀を迎えます!(笑)高校時代はサヨナラの場面で三振しましたが一応甲子園球児(汗)その後大学野球のため渡米しテキサスの大学で在学中全米準優勝を経験、当時は野茂さんも未だメジャーデビューしておらず、白人至上主義のテキサスでは人種差別を受けながらも日本人プレーヤーとして日本の野球を伝える。遠征ではKKK(クー・クラックス・クラン)にも行ったり、乱闘試合を3度体験(2度は私が理由…)
帰国後は出身地鹿児島の総合商社に入社、在籍中豪州に駐在。 その後日本に帰国しテックス インターナショナル エージェンシーを設立、野球用品 Team TIAを立ち上げ現在に至る。 娘の莉音が4年前からゴルフをはじめ夫婦で娘のゴルフ活動をサポート 今年の8月からは Evolve Athlete Academy(EA2)という現役ゴルファーの親が、親の目線で運営する「アスリートの将来に役立つ」ゴルフアカデミーを設立。http://golf.teamtia.co.jp自分が経験した海外スポーツ体験を生かし、より多くの日本人アスリートに国境、言葉のハンディを超えて、将来に役立つより良い経験をしてもらう為のサポートをする。