渋野69で通算9アンダー 単独首位でホールアウト


渋野日向子

渋野日向子

 ◆米女子プロゴルフツアー メジャー最終戦 AIG全英女子オープン第2日(2日、英国ミルトンキーンズ・ウォバーンGC=6756ヤード、パー72)

 1打差2位から出た渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は4バーディー、1ボギーの69で回り、通算9アンダーでホールアウト。1977年全米女子プロの樋口久子以来、日本人42年ぶり2人目のメジャー制覇へ前進した。

 初日に初メジャーの選手では日本女子史上最少スコアの66のロケットスタート。この日も2、3番で1メートル半、2メートルを沈め連続バーディー。4番で5メートルから3パットのボギーを喫したが、5番で第2打をピン右1メートルに運び、スコアを伸ばした。14番では3メートルのパーセーブ。16番で1メートルを決めて、9アンダー。ホールアウト時点で後続に1打差をつけて単独トップに立っている。トレードマークの笑顔を絶やさず、メジャー初出場で堂々の主役を演じた。

 21位から出た横峯さくら(33)=エプソン=は73で1アンダー。上田桃子(33)=かんぽ生命=は69と伸ばし、74の上原彩子(35)=モスバーガー=とともにイーブンパーで予選通過を確実とした。鈴木愛(25)=セールスフォース=は73で4オーバー、比嘉真美子(25)=TOYO TIRE=は74で5オーバーで終え、予選通過は絶望的となった。

 勝みなみ(21)=明治安田生命=は15番終了で1アンダー。前週のエビアン選手権でベストアマの安田祐香(18)=大手前大1年=は14番終了でイーブンパー。米3勝の畑岡奈紗(20)=森ビル=は15番終了で7オーバーと苦しい戦いを強いられている。

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