渋野は74で11打差の34位に後退「この終わり方は情けない。残念でございます」


9番、バーディーパットを外した渋野日向子

9番、バーディーパットを外した渋野日向子

 ◆米女子プロゴルフツアー スウィンギングスカート台湾選手権第2日(1日、台湾・ミラマーゴルフCC=6504ヤード、パー72)

 8月のAIG全英女子オープン以来、米ツアー2度目の出場となる渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は8位から出て、3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの74とスコアを落とし、通算1アンダーで34位に後退した。首位と11打差に開いた。

 序盤の2番、3番で連続バーディーを奪い、一時は2打差の3位に順位を上げた。だが、7番で1メートル強のパーパットを外すと、10番、12番もボギー。14番でバーディーを奪った直後の15番で第2打を左の池に入れてしまい、ダブルボギーを喫した。

 渋野は「しんどかった。出だしの方がよかっただけにこの終わり方は情けない。残念でございます。7番で短いのを外してからダメでした。(ダブルボギーの)15番は(カート)道の上から打ったのはなかなか経験がない。右手前から攻めることができたのに、ピンを狙ってしまった」と悔しそうに振り返った。

 週末に向けては「ビッグスコアが出れば分からないけど、パターが入らないから出せそうな雰囲気じゃない」とトーンは上がらず。パットの打ち方に話が及び「(コーチの)青木さんに聞いてみてかな。“鬼オコ”(鬼のように怒ってる)でしょ。早く帰ろうと思ったけど、昨日も遅うまで(練習)しおったけん、ホンマに」と方言を交えて語った。

 「今日は全てがダメだった。全部修正しないとスコアが出ない。チャンスで決められるように練習したい」と言い、練習場に行く前に報道陣を見つけると、「辛(しん)ラーメン食べます。イライラしてるんで。ガハハ」と笑いを誘った。

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