松山英樹9位後退…1メートル半3度外しため息


 ◆米男子プロゴルフツアー 世界選手権シリーズ メキシコ選手権第3日(22日、メキシコチャプルテペックGC)

 2打差4位で出た米ツアー通算5勝の松山英樹(27)=LEXUS=は要所で短いパットを外して5バーディー、5ボギーの71と伸ばせず。首位と6打差、通算9アンダーの9位へと後退した。70だった18、19年の日本ツアー賞金王・今平周吾(27)=フリー=は1オーバーの41位へ浮上。73の石川遼(28)=カシオ=は12オーバーの70位のまま。松山と同組で65と伸ばした、ジャスティン・トーマス(米国)が、15アンダーで単独首位に立った。

 伸ばし合いの展開となった“ムービングサタデー”に、松山は何度もため息をついた。2番はドライバーショットが右林に入ってロストボール。4、5番でべタピンにつけて取り戻すも9、12、13番で1メートル半のパーパットを決められず「絶対にしてはいけないミス」と悔しがった。最終組の1つ前で今季2勝のトーマス(米国)、世界ランク1位のマキロイ(英国)と回った。「(2人とともに)スコアを伸ばしたい、伸ばしたいという気持ちばかりが先に行っていた」と気負いもあった。6打差の最終日へ「(大会記録の)61が出せないわけじゃない。そこを目指して頑張りたい」と闘志を奮い立たせた。

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