◇韓国女子プロゴルフツアーKLPGA選手権 第1日(14日、韓国・楊州市のレイクウッドCC=6540ヤード、パー72)
無観客で150人が参加し、主要プロゴルフツアーの先陣を切って再開した。昨年の日本女子ツアー賞金ランク4位のペ・ソンウ(26)=大和地所=が5バーディー、ボギーなしの67をマーク。5アンダーで3人の首位に立った。
コース内外で新型コロナウイルス対策が徹底された。大会関係者は毎日検温を行い、クラブハウス内への出入りも制限。マスク姿でプレーする選手も見られ、コース上では、選手やキャディーは2メートル以上の距離を保つことなどが義務づけられた。
ペと同じく日本ツアーメンバーでもある2015、16年日本ツアー賞金女王のイ・ボミ(31)=延田グループ=、日本ツアー通算28勝のアン・ソンジュ(32)=モスフードサービス=は2オーバーの83位で滑り出した。
4日間大会で賞金総額は大会の減った選手たちのために増額され、過去最高の30億ウォン(約2億6000万円)。第2日後に102位タイまでの1次カット、第3日後に70位タイまでの第2次カットが行われ、出場全員が賞金を受け取れる形式となっている。