プロゴルファーで男子ツアー通算17勝の石川遼(28)=カシオ=、同2勝の星野陸也(24)=フリー=、女子ツアー通算14勝の有村智恵(32)=日本HP=、同1勝のプレーヤーズ委員長・青木瀬令奈(27)=マツシマHD=が3日夜、新型コロナウイルスの影響で、経済的な損失を受けたトーナメント業務従事者を支援する基金「トーナメント・プレーヤーズ・ファウンデーション」のYouTubeチャンネルで4人のエキシビションマッチの動画第1弾を公開した。
群馬・白水GCが会場で、石川と有村組と星野と青木組による9ホールのペアマッチ。各ホールごとにペアと特別ルールを設定。パー4の1番ホールはフォアボール方式を採用し、4人それぞれがプレー。飛ばし屋・星野のドライバーショットに有村は「すごいわ!」と驚きの声をあげた。
石川、有村を中心に会話が弾み、終始笑顔で和やかな雰囲気でプレーした。石川は新型コロナの影響による外出自粛期間中に、自宅で手料理にこっていたことを告白。「バターチキンカレー」を2回作ったという。「見てみたいよね、石川遼のご飯作る姿」「エプロンはするの?」などと有村と青木も興味津々で盛り上がった。
11分間にわたる第1段では石川、星野はショートパンツ姿など、プライベート感満載な内容となっている。白水GCを練習拠点にしている青木は3メートルのバーディーパットを沈め、笑顔でガッツポーズを繰り出した。
石川、有村、青木が中心となって立ち上げた「トーナメント・プレーヤーズ・ファウンデーション」は、7月21日からクラウドファンディングを展開中。「READYFOR」(https://readyfor.jp/projects/GOLF_FUND)で、1000円から50万円までの15コース。返礼品は、選手がデザインしたオリジナルTシャツやオンラインレッスンなどがある。8月31日までの期限で、既に368人から1036万3000円が寄せられている。