男女プロゴルファーによるツアー外競技の「サトウ食品インビテーショナル チャリティーゴルフペアマッチ」が8日、新潟・紫雲GC(パー72)で行われ、通算7アンダーで堀川未来夢(みくむ、27)=Wave Energy=、松田鈴英(れい、22)=ニトリ=組が初優勝した。優勝賞金200万円を獲得した。
男女のプロが24人がペアを組んで出場。1番からの9ホールがぞれぞれがプレーして良い方のスコアを採用する「フォアボール方式」で、10番からの9ホールは1打ごとに交互に打つ「フォアサム方式」で競った。雨の中、ブリヂストンスポーツと用具契約を結ぶ堀川、松田組が息の合ったプレーを披露。18ホールを7バーディー、ボギーなしの65で回った。新型コロナウイルス予防で、エルボータッチを連発し、終始笑顔でのラウンドとなった。
2人はともに、ツアーでは非公式ながら国内歴代最多38勝を誇る清水重憲キャディー(46)に担いでもらっており「ノリさんならこうかな」と攻め方を話し合いながらプレーしたという。「何事もポジティブに楽しく回れた」と堀川。松田も「マネジメントをしっかり教えて頂いて、かみ合ったので良かったです」とほほ笑んだ。
日本男子ツアーは9月のフジサンケイクラシック(3日開幕・山梨)で、国内開幕を迎える。堀川は「最高のパフォーマンスをお見せできるように、しっかりと頑張りたい」と意欲。国内女子は、次週のNEC軽井沢72(14日開幕・長野)が今季2戦目となる。松田も「しっかり良いプレーが出来るようにしたいです」と、勢いに乗ってツアー初優勝を目指す。