“せごどん”こと西郷真央は背中痛めるもショットの仕上がりは良好 「今の方が自信を持って振れている」


西郷真央

西郷真央

 ◆女子プロゴルフツアー NEC軽井沢72 練習日(13日、長野・軽井沢72G北C=6710ヤード、パー72)

 6月以来となる今季2戦目は14日から3日間、無観客試合で行われる。プロデビュー戦となった開幕戦のアース・モンダミンカップで最終日最終組を回り5位と健闘した西郷真央(18)=大東建託=は練習後、屋外で取材に応じた。

 自身の状態について「試合が終わってから(7月に)背中を痛めてしまい、トレーニングなどやりたかったことができなかった。(診断は)肉離れです。1か月くらいたっているので、良くなっているのですが、5、6割で振ることが多かった」と慎重に話した。

 現在も「ラフからしっかり振ると(背中が)ズキズキする。力の入れた打ち方はあまり(やらない)。8割は振れないかな」としながら、「アースの時よりショットの仕上がりでは今の方が自信を持って振れている。いい流れをもっていけたら」と前向きだった。

 改めて、初戦の優勝争いを振り返り「パッティングがかみあってくれて、運が良かった。もう少しアイアンショットとか得意な部分でスコアを作れれば自信になったけど、順位は良かった」とうなずいた。前回の最終日終了後に師匠・尾崎将司のもとを訪れたそうで、9番パー3で池ポチャした場面について「『気前がいいな。大金を池に投げたな』と言われました」と苦笑いで明かした。試合の中継を見た師匠から「いつものスイングではなかったな」とも言われ、「自分の感覚もそうだったので、そういう部分で一からやり直さないとなと思った」とさらなる成長を誓った。

 軽井沢のコースの印象は「距離もあるし、フェアウェーは狭い。難しいけど、やりがいのあるコース」と気を引き締めた。

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