◆米男子プロゴルフツアー プレーオフシリーズ第2戦 BMW選手権第1日(27日・米イリノイ州オリンピアフィールズCC=7299ヤード、パー70)
第1ラウンド(R)が行われ、日本勢で唯一の出場の松山英樹(28)=LEXUS=が6バーディー、3ボギーの67をマーク。3アンダーで単独首位発進を切った。68で回った、タイラー・ダンカン(31)=米国=が2アンダーで首位に1打差の2位につけた。
松山は出だしの10番で3パットのボギーとしたが、直後の11番パー4でグリーン手前からの第2打をピン右手前約1メートルに寄せてバーディーで取り戻した。その後は12番ボギーで14番パー4では残り148ヤードからの第2打をピン右手前約2メートルにつけてバーディー。18番はボギーとし、1オーバーで折り返した。
後半は圧巻のゴルフを見せた。1番パー5(624ヤード)で2オンに成功しピン右手前約10メートルにつけると、そこから2パットでバーディー。2番も約3メートルのバーディーパットを沈めて連続で伸ばした。7番では約6メートルのバーディーパットを決めきった。上がりの9番パー4では、残り152ヤードのラフからの第2打でグリーンを捉えると、ピン手前約20メートルのロングパットをねじ込んでバーディー締め。3アンダーまで伸ばし、今季初の初日で単独首位スタートを切った。
プレーオフは全3戦で、第2戦はシーズン獲得ポイントの70位までが出場し、同30位までが年間王者を決める最終戦に進出する。