70の松山英樹は5打差4位で最終日へ「前半のようなショットを打ってパッティングを決めたい」


 ◆米男子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 第120回全米オープン第3日(19日、米ニューヨーク州ウィングドフットGC=7477ヤード、パー70)

 日本男子初のメジャー制覇に挑む8年連続出場の松山英樹(28)=LEXUS=は7位から出て、6バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの70で通算イーブンパーとし、首位と5打差の4位に浮上した。前半は4バーディー、3ボギーで折り返すと、後半の12、14番でバーディー。その後、15番でボギー、17番はダブルボギーとなった。

 ラウンド後のインタビューでは「バーディーの数も増えて良かったなというところと、最後の4ホールはショットが暴れてしまってスコアに直結してしまった(のが残念)。それがまだ今日で救いかな、というのはある。(コースについて)昨日よりは風がおだやかで、ピンに向かって攻めやすかった。(グリーン上は)いいところと悪いところがはっきりしていた。それが全ていい方向に行けば明日もチャンスがあるところで最後まで戦えるのでは。今日の前半のようなショットを打ってあとはパッティングをしっかり決められるように頑張りたい」と落ち着いた表情で話した。

 首位は65をマークしたマシュー・ウルフ(米国)が通算5アンダー。石川遼(29)=カシオ=は74で10オーバー40位。今平周吾(27)=フリー=は78で13オーバー55位となった。

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