来年の男子プロゴルフツアーの出場権を懸けた特別最終予選会(QT)の最終日が11日、茨城・ザ・ロイヤルGC(7568ヤード、パー72)で行われ、首位で出たツアー通算3勝の矢野東(43)が72で回り、通算7アンダーでトップ通過を果たした。「最後はしびれました。やっぱり枠が狭いから。なかなか思うようなゴルフができなかったけど、1番が取れて良かったです」とホッとした表情を見せた。
今年は20年―21年とシーズンが統合されたことで、例年通りのQTは行わず、10人の新ツアーメンバーを増やすための特別QTとして実施された。4日間、72ストロークプレーで争われ、ツアー通算2勝の金谷拓実(22)と同学年の注目のルーキーで5位に入った清水大成(21)、9位の桂川有人(22)ら上位10人が来年のツアーの出場権をつかんだ。