日本プロゴルフ協会(PGA)は14日、オンライン会見を開き、2021年シニアツアー日程について、4月のツアー開幕戦、金秀シニア沖縄オープン(9日開幕、沖縄・かねひで喜瀬CC)など5試合を発表した。来年2月に全日程を正式発表する予定。倉本昌弘会長(65)は異例の日程発表を2回に分けたことについて、新型コロナ感染拡大状況を考慮した上で「とりあえず開催します、というのは避けたいと思い、できるだけ(開催に向け)角度の高いものを(先に)発表しました」と説明した。
コロナ禍で開幕した今年のツアーでは8月の「マルハンカップ太平洋クラブシニア」など有観客で試合を開催してきた。21年についても、倉本会長は「本年のギャラリーを入れた実績を踏まえ、入れられるのであれば(どの試合も)入れていきたいと考えている」と見据えた。
また、PGA主催で男子レギュラーツアーのメジャー、日本プロ選手権が7月1~4日に栃木・日光CCで開催されることも決定。日本プロについても「フルスペックでギャラリーを入れて開催をできればと思っているところです」とプランを口にした。同大会は19年に石川遼(29)が優勝し、今年はコロナ禍で開催中止となっていた。