桜満開、小祝さくらが首位スタート 「桜を見てテンション上がることはありません」 自然体で隔週優勝の3勝目を狙う


10番ティーショットを放つ小祝さくら(カメラ・今西 淳) 

10番ティーショットを放つ小祝さくら(カメラ・今西 淳) 

◆女子プロゴルフツアー ▽ヤマハレディース葛城 第1日(1日、静岡・葛城GC山名C=6564ヤード、パー72)

 今年4戦2勝と絶好調で賞金ランクトップを走る小祝さくら(22)=ニトリ=が、6バーディー、ボギーなしの66で回り、首位に立った。

 小祝は15番パー5で残り40ヤードからの難しいバンカーショットを4メートルに寄せてバーディーを奪うなど好プレーを連発。「ピンに寄る気はしませんでしたが、うまく打てました」とサラリと話した。桜満開の名門コースで存在感を発揮した。「桜を見てテンションが上がったりすることはありませんね」と、あくまで自然体。2021年の初戦のダイキンオーキッドレディスから優勝、23位、優勝、20位と抜群の成績を残す。隔週の優勝パターンが続くことが現実味を帯びてきた。

 小祝らと同じく1998年度生まれ「黄金世代」の一員の高橋彩華(22)=東芝=、プロ2年目の新鋭、山下美夢有(19)=加賀電子=も66で首位に並ぶ。

 1打差の4位に穴井詩(33)=GOLF5=。

 さらに1打差の5位に今大会からZOZOの所属となった上田桃子(34)、2013年の今大会でツアー初優勝を果たした比嘉真美子(27)=TOYO TIRE=、「日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一と遠縁の渋沢莉絵留(20)=清水建設=らが続く。

最新のカテゴリー記事