12日にアジア人初のマスターズ制覇の歴史的偉業を成し遂げた松山英樹(29)=LEXUS=の快挙に、メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平投手(26)も13日に自身のインスタグラムを更新し、反応した。
大谷は、スポーツブランド「OAKLEY(オークリー)」の公式インスタグラムが投稿した松山の写真の画像を、ストーリーズに掲載。オークリーの投稿した写真には、グリーンを歩く松山の後ろ姿があり「チャンピオンの歩み、10年以上にわたり何が起こったのか熟考してみる。10年前の松山英樹は、マスターズではローアマだった。しかし現在、彼はメジャーチャンピオンと名乗ることができる。”私が他の多くの日本人ゴルファーのパイオニアになることを願っています。うまくいけば、私は水門を開けました“」と英語でつづられている。松山は通算10アンダーで後続に1打差をつけて念願の初優勝を飾った。アマチュア時代の2011年からメジャー通算33度目の挑戦で、歴史的偉業を成し遂げた。
大谷は12日(日本時間13日)、敵地でのロイヤルズ戦に「2番・DH」で先発出場。7回は自己最速&今季のメジャー全打者でトップに立つ打球速度119マイル(約192キロ)の強烈な2点二塁打、9回には左翼に適時二塁打を放つなど5打数3安打3打点で大勝に貢献した。試合後の主な一問一答でも松山に言及し、「昨日は雨で、クラブハウスで(テレビが)流れていました。最後の方は見られなかったですが、前半は見られて。いけるのではないかな、頑張ってほしいなと思って見ていました。喜ばしいことですし、本当にすごいなと思っていました。優勝したのは(カンザスシティーへ移動する飛行機の)機内で知りました。後ろがトラウトだったのですが『優勝したぞ』と言われて。良かったと思っています」と話していた。