大槻智春 3差首位発進も18番痛恨ボギーで並ばれプレーオフ敗退「残念です」


大槻智春

大槻智春

◆男子プロゴルフツアー ▽ゴルフパートナー・プロアマ 最終日(23日、茨城・取手国際GC東C=6804ヤード、パー70)

 3打差の首位で出た大槻智春(31)=真清創設=が19年5月以来のツアー2勝目を逃し、地元・茨城で2位に終わった。68で回り通算21アンダーで首位に並んだショーン・ノリス(南アフリカ)、スコット・ビンセント(ジンバブエ)との3人でのプレーオフ(PO)を1ホール目で脱落した。ノリスがPOを2ホール目で制し、ツアー通算5勝目。64の石川遼(29)=カシオ=は19アンダー4位だった。

 大槻はガックリと肩を落とした。1打リードで迎えた正規の18番パー4。第1打を右の林に入れると、4メートルのパーパットを決められず。痛恨のボギーで先にホールアウトしたノリスとS・ビンセントに並ばれた。POも18番で行われたが、1ホール目の第1打が今度は左の林へ。ダブルボギーをたたき、ともにバーディーの2人の前で脱落した。スタート前の3打のリードを守れず惜敗。「最後に追いつかれる形になり、残念です」とうなだれた。

 24日は6月の海外メジャー、全米オープンの出場権を懸けた予選会(茨城)に出場を予定する。

最新のカテゴリー記事