25日まで行われた女子ゴルフの最終プロテスト(茨城・静ヒルズCC)合格者が26日、会場で日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の入会式に出席した。リモート会見が行われ、史上3組目の双子同時合格を果たした岩井姉妹がプロとしての抱負を語った。
3位で合格した姉・明愛(あきえ)、9位の妹・千怜(ちさと)はともに「まだプロとしての実感はあまりない」としながら、「試合に出られるようになってから自然と出てくると思う」(明愛)「岩井プロ、って呼ばれるようになったら実感すると思う」(千怜)と心境を口にした。
前夜は祖父母の家で食事をして合格を祝ったそうで、2人には祝福のメッセージが多数届いたという。明愛は「私の夢の一つでもある、妹とツアーで最終組を回りたいね、といった話もしました」と語った。入会式を終え、「スタートラインに立てて、ゴルフ人生の第一歩ということで気が引き締まる。プロとして今後、皆様に元気や夢を届けられるように、応援されるようなプレーヤーになりたい。妹とツアーに出てトップの位置で戦えるように頑張りたい」(明愛)「2人の夢はプロのツアーで優勝争いをすること。みんなから応援されるようなプレーをし続けていきたい」(千怜)と、それぞれ決意を述べた。
佐久間朱莉(トップ合格の尾崎将司のまな弟子。前日、師匠に電話で報告し、27日にジャンボ邸を訪れると明かす)「おめでとう、と言葉をかけていただいた。これから(が大事)だぞ、と。次の段階にいけるように頑張れ、と言っていただきました。(自身の目標は)いろんな方から応援される、愛される、強い選手になっていきたい」