菊地絵理香が首位キープ 2位の西郷真央が3つ伸ばし3打差に縮める


菊地絵理香(代表撮影)

菊地絵理香(代表撮影)

◇日本女子プロゴルフツアー アース・モンダミンカップ 最終日(27日、千葉・カメリアヒルズCC=6639ヤード、パー72)

 最終ラウンドが行われ、最終組が前半9ホールを終了した。4打差の単独首位から出た菊地絵理香がスコアを2つ伸ばし、通算18アンダーで単独トップを維持して残り9ホールへ向かった。菊地は2017年3月のTポイントレディス以来、ツアー通算4勝目を狙う。

 4打差の2位から出た西郷真央が4番から圧巻の4連続バーディーを奪取。9番の第1打を池に入れたが、ボギーでしのぎ、前半9ホールを終えてスコアを3つ伸ばす猛追を見せ、2打差の2位につけている。優勝争いは菊地と13歳下の西郷の一騎打ちとなりそうだ。

 3位スタートの金沢志奈と8位から出た西村優菜が10アンダーで8打差の3位。上田桃子、笠りつ子、堀琴音が9アンダーで5位。林菜乃子、小滝水音が8アンダーで8位につけている。

 東京五輪代表入りへ「優勝」が最低条件の古江彩佳は11ホールを終了し、1バーディー、1ボギーでスコアを伸ばせず7アンダー10位。古江は28日の五輪代表決定までの最終戦に挑んでおり、代表圏内の稲見萌寧(もね)、海外メジャー、全米女子プロ選手権に出場中の渋野日向子と代表権を争っている。

 賞金ランク1位の小祝さくらは19位で出たが、13ホールを終えて、スコアを1つ下げて4アンダー24位に後退。48位から出た原英莉花は17ホールを終えて1つ落とし、1アンダー43位となっている。

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