堀琴音 プレーオフ3ホール目で涙の初優勝&ツアー2組目の姉妹V達成


2番、第2打に向かう堀琴音

2番、第2打に向かう堀琴音

◆女子プロゴルフツアー ニッポンハム・レディス 最終日(11日、北海道・桂GC=6763ヤード、パー72)

 断続的に降る冷たい雨の中、993人の観客が見守る前で全競技が終了した。

 ツアー史上最長コースで、プロ8年目の堀琴音(25)=ダイセル=が通算14アンダーで並んだ、ツアー3勝の若林舞衣子(33)=ヨネックス=とのプレーオフを3ホール目で制して、悲願の初優勝をつかんだ。

 18番パー4で繰り返されたプレーオフ3ホール目で、若林は3オン2パット。堀は2オン2パットで涙の初優勝を飾った。ツアー2勝の姉・奈津佳(29)に続く姉妹でのツアー制覇。福嶋晃子、浩子姉妹以来でツアー史上2組目となる「姉妹優勝」を果たした。

 高橋彩華と植竹希望が9アンダーの3位に入った。北海道出身で賞金ランク1位の小祝さくらは73で回り、3アンダーの17位。賞金ランク2位で東京五輪代表の稲見萌寧は72で回り、2アンダーの22位で終えた。

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