◆男子プロゴルフツアー フジサンケイクラシック 指定練習日(1日、山梨・富士桜CC=7566ヤード、パー71)
2009&10年大会覇者の石川遼(カシオ)は2週後の次戦、ANAオープン(16~19日)中の17日に30歳を迎えるため、今回が実質20代ラストゲームとなる。
「フィジカルが良ければ40代後半でも良いパフォーマンスを出している選手もいる」と男子ゴルフ界の潮流を念頭に、「ここから体をもっと良くしていきたい。強い体をつくる。5年後、10年後により良い体になっているように、ここから先、体のことがさらにキーになる」と力説した。
また、取り組みを始めて約1年半となるスイング改造についても「ここから先が楽しみ。何か大きく変えるというより、これまでの1年半の変化に比べたら、これからの1年半はそんなに変化は少ないと思う。そういう段階に来ている。理想とは遠いところスタートして、それがいい所に近づいてきている」と手応えを明かした。
前週はビンセント(ジンバブエ)に1打及ばなかったが、今季最高の2位。最終日の最終18番では、あと少しでイーグル(結果はバーディー)という見せ場をつくった。過去2勝を含め、トップ5が5回と好相性の大会に向け「雨でどうなるか分からないが、コースの表情も違ってみえる。今年は今年で全く違う(コース)。グリーンが硬く、ラフは長い」と、警戒心を強めた。