2年連続賞金王の今平周吾が64で逆転の今季初優勝 石川遼は71で2週連続2位


今平周吾

今平周吾

◆男子プロゴルフツアー フジサンケイクラシック 最終日(5日、山梨・富士桜CC=7566ヤード、パー71)

 3打差3位から出た、18、19年賞金王の今平周吾が、7バーディーボギーなしでベストスコアに並ぶ64で回り、通算12アンダーに伸ばした。2位に4打差をつける今季初優勝で、19年11月のダンロップフェニックス以来の通算5勝目を飾った。前週まで賞金ランク11位だったが、3季連続の賞金王に向け、優勝賞金2200万円を加算した。

 単独首位で出た石川遼は4バーディー、4ボギーの71で8アンダーの2位。2週連続の2位で、19年12月の日本シリーズJTカップ以来の18勝目を逃し、20代ラスト試合を飾れなかった。池上憲士郎が69で回り、石川と並んで8アンダーで終え、ツアー初優勝はならなかったが自己最高の2位となった。

 金谷拓実が69で6アンダーの4位。66の木下稜介、S・ノリス(南アフリカ)、C・キム(米国)が5アンダーの5位で終えた。

 アマチュアの杉浦悠太(日大2年)は73で、3アンダーの11位。星野陸也は73で、1アンダーの15位で大会連覇はならなかった。

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