◆女子プロゴルフツアー ▽21年メジャー第2戦 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 第1日(9日、茨城・静ヒルズCC=6680ヤード、パー72)
国内復帰戦の渋野日向子(サントリー)は10番から出て、4バーディー、4ボギーでイーブンパーの72でホールアウトした。現在、首位と4打差の34位となっている。
雨の中スタートすると、11、12番で連続バーディーを奪った。13番でグリーンを外してボギー。14番は7メートルのバーディーパットを沈めたが、15番パー3で第1打を右ラフに外してボギーとした。
後半は5番で3パットのボギー。7番でもボギーとしながらも、最終9番パー5で第3打を1・5メートルに運んでバーディー締めとなった。
渋野は「前半は長いのが1個入ってくれたりして、何とかアンダーで回ることができたけど、後半に(ショットの)縦距離が合わなくなり、パッティングの距離感もあやしくなった。そこに関しては調整不足、準備不足というのはある」と振り返った。
8月のAIG全英女子オープン以来、3週ぶりの実戦で、難しい雨の中でのラウンド。「全体的な感じでいうと、落ち着いてできていた。連続ボギーをしないように気を付けていた。たくさんボギーを打ったけど、その中でもイーブンで回れたのはまだよかった」と話した。隔離期間中は岡山にある実家の鳥かご(練習用ネット)で調整していたというが「(鳥かごから解放されて)自由だなって思いました」と笑った。
2日目に向けて「今日よりは天気は良さそうなので、もっとグリーン上は難しくなると思う。その中で耐えて、取れるところで取れるようにがんばりたい」と力を込めた。