国内男子ゴルフのブリヂストンオープンは7日から4日間、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C(7119ヤード、パー71)で感染症対策のため、無観客で行われる。米ツアーを主戦場としてきた2016年大会覇者の小平智(32)=Admiral=は6日、会場内で最終調整。年内は日本ツアーに参戦し、22年は米下部ツアーを主戦場として、23年の米ツアーシード権奪還を目指す考えを明らかにした。
18年4月のRBCヘリテージで日本人5人目の米ツアー制覇。今季の米ツアーポイントランク150位で4季連続のシード獲得は逃すも、来季米下部ツアーのフル出場権を獲得した。「僕の夢は米国でやること。そこは手放したくない」と石川遼(30)も参戦を目指している米下部からはい上がるプランを明かした。
昨年9月以来の日本ツアー参戦。今大会3位以内に入れば米ツアー、ZOZOチャンピオンシップ(21日開幕・習志野CC)の出場権を獲得できる。「そこを第一目標にやりたい」と小平。先月帰国後、2週間はクラブを握れていないが底力を示す。(榎本 友一)