稲見萌寧は通算イーブンパーで賞金女王“圏内” あとは古江彩佳の結果次第で「気が気じゃない」


18番、ホールアウトし、同組の青木瀬令奈(手前)と抱き合う稲見萌寧(カメラ・馬場 秀則)

18番、ホールアウトし、同組の青木瀬令奈(手前)と抱き合う稲見萌寧(カメラ・馬場 秀則)

◆報知新聞社後援 ▽女子プロゴルフツアー メジャー最終戦 JLPGAツアー選手権リコー杯 最終日(28日、宮崎・宮崎CC=6543ヤード、パー72)

 15位から出た賞金ランク1位の稲見萌寧(都築電気)は4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの73。通算イーブンパーで、現状で4人の10位タイとなっている。約1697万円差のランク2位で追う古江彩佳(富士通)は14番終了で、トップと3打差の2位タイ。現状の順位で行けば、稲見が2007年上田桃子の21歳156日に次ぐ、22歳122日での年少2位となる、初の賞金女王を手にする。

 稲見はラウンド後のテレビインタビューで「もったいないのもあるけど、最後まで何とか耐え抜いて頑張った。(今季は9勝、五輪では銀メダルを獲得)本当に1年、今のところ、想像以上にうまくいったことの方が多くて、結果的にすごく充実した1年だった。(このまま順位なら女王だが、待つ気持ちは?)気が気じゃないですけど、自分のやれる最低限のことはクリアできた。今日一日だけでいろんなことがあった。本当に今のところ、最後のこれ(この試合)をなしにしたら100点だと思う」と話した。

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