松山英樹は66で3打差7位で最終日へ 大会3勝目へ「チャンスはある」


◆米男子プロゴルフツアー フェニックス・オープン 第3日(12日、米アリゾナ州TPCスコッツデール=7261ヤード、パー71)

 第3ラウンドが行われ、2016、17年大会覇者の松山英樹(LEXUS)は13位から出て、6バーディー、1ボギーの66とスコアを5つ伸ばし、通算11アンダーで首位と3打差の7位に浮上した。

 69にまとめた、ツアー初優勝を狙うサヒス・ティーガラが14アンダーで首位をキープ。連覇&大会3勝目を狙うブルックス・ケプカが1打差の13アンダー、2位で追う。ザンダー・シャウフェレ、パトリック・カントレー(いずれも米国)ら4人が12アンダーの3位につけた。

 松山は1番で3メートルのパーパットがカップに蹴られボギー発進。8番で8メートル、9番で4メートルのバーディーパットを沈め、前半で1つ伸ばして折り返した。圧巻は後半だ。13番で4メートルを沈めて伸ばすと、15番パー5はピン6メートルに2オンに成功。2パットでバーディーを奪うと、名物ホールの16番パー3では4メートルのバーディーパットを決め、大歓声を浴びた。続く17番パー4はティーが前に出され、右ラフからの第2打を1メートルに寄せて3連続バーディーを奪った。

 ホールアウト後のテレビインタビューでは「ティーショットが少し安定したので、いいプレーができた。(13番第2打、18番でパーセーブにつながった第2打を振り返り)何とか最後はパーでいきたかったので、いいショットが打ててよかった。昨日までの状態とは変わってきていると思う。これをスタートからできるようにすればチャンスはあると思います」と力を込めた。

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