アプローチの練習をする西郷真央
◆女子プロゴルフツアー開幕戦 ダイキンオーキッドレディス 練習日（２日、沖縄・琉球ＧＣ＝６５９０ヤード、パー７２）
プロ２シーズン目を迎える西郷真央（島津製作所）が、開幕前日の会見に出席した。新シーズンの初戦に向けて「オフがすごく短く感じて、１００％調整できたというわけではないけど、スタートダッシュが大事。去年の思い出もあるので、頑張りたい大会だと思っている」と意気込んだ。
「思い出」と表現した昨年大会では、第３日まで首位をキープしながら最終日に７３とスコアを伸ばせず４位に終わった。「最終日最終組でプレーして優勝争いしたが、思うようなプレーできなかったのがすごく印象に残っている」と振り返る。
２００１年度生まれの「２１世紀世代」を彩る期待の若手の１人。ルーキーシーズンだった昨季は、いきなり賞金ランク４位の活躍で名を上げた。しかし、７度の２位に泣き、自身初タイトルはお預け。オフは課題のグリーン周りの練習を重点的に取り組んだ。「初優勝はもちろんのこと、複数回優勝できる強い選手になりたいと常に思っている。そこを目標にやりたい」と力を込めた。