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1番、バンカーからセカンドショットを放つ西村優菜 (カメラ・豊田 秀一)
◆女子プロゴルフツアー ▽明治安田生命レディス 最終日(13日、高知・土佐CC=6228ヤード、パー72)
6打差の17位で出た西村優菜(スターツ)が5バーディー、1ボギーの68をマークし、通算8アンダーで7位に入った。前週の今季ツアー開幕戦、ダイキンオーキッドレディスの3位に続く、2戦連続でトップ10入りを果たした。「トップ10を目指してスタートしたので、まずまずのいいゴルフができたんじゃないかと思います」とうなずいた。
昨季はツアーで4勝を挙げた実力者だが、昨年大会は太平洋から吹く強い風と難コースに苦戦し、73、75とスコアを伸ばせず、予選落ちしていた。今年は3日間ともアンダーパーをマークし、「自分の中ですごく苦手なコースだったので、アンダーパーで回れて良かった。もう頭、フル回転でしたよ。(その中で)トップ10を狙いながら、すごくいい緊張感もあるし、その緊張感が経験値としていきるのかな」と充実感を漂わせた。
次戦は18日開幕のツアー第3戦、Tポイント×ENEOS(鹿児島)に出場予定。今季ツアーでは「3勝」を目標に掲げており、「ずっと(開幕から)この2試合で気になっているのは後半にショットのブレが出てきてしまっていることです。後半に悪くなる原因をしっかり探して、来週までに調整したい」と、次戦でも上位争いを演じる。