◆女子プロゴルフツアー 報知新聞社特別協力 富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 第2日(9日、埼玉・石坂GC=6475ヤード、パー72)
第2ラウンドが行われ、全組がホールアウトした。2018年大会覇者の鈴木愛が3打差4位から出て、6バーディー、1ボギーの67と伸ばし、通算8アンダーで単独トップに立った。17年、19年賞金女王が昨年7月の資生堂レディス以来となるツアー通算18勝目を狙う。
単独首位スタートの大里桃子は71で回り、7アンダーで1打差2位に一歩後退。ツアー通算16勝の上田桃子と、ツアー初優勝を目指す岸部桃子が6アンダーで2打差の3位につけた。
ともにツアー初優勝を狙う権藤可恋、沖せいらが5アンダーで3打差の5位。大山志保、福山恵梨、河本結、岩井明愛(あきえ)、葭葉ルミ、田辺ひかりが4アンダーで4打差の7位に並んだ。
88年のツアー制施行後史上3人目(07年全美貞、19年鈴木愛)、最年少20歳での3週連続Vに挑む西郷真央は、27位で出て70で回り、3アンダーで5打差の13位に浮上した。昨年大会覇者の稲見萌寧は4位からスタートし、72で回り、3アンダーで13位に後退した。
27位で出た小祝さくらは77と伸ばせず、4オーバー81位。初日88位と出遅れた原英莉花も72で回り、4オーバー81位で予選落ちを喫した。
第2ラウンドを終えて、通算1オーバーの46位タイまでが、10日の最終ラウンドに進んだ。