◆日本男子プロゴルフツアー ▽ゴルフパートナー・プロアマ 第1日(19日、茨城・取手国際GC東C=6804ヤード、西C=6544ヤード、ともにパー70)
日本ツアーで唯一、プロとアマチュアが同組で回るプロアマ形式の大会が開幕した。第1ラウンドが行われ、自身初の2週連続優勝を狙う今平周吾と小林伸太郎、アマチュア2人による注目組が東コース(C)を回り、ハーフターン。今平は前半9ホールで1番、3番、5番、6番でバーディーを奪い、4アンダーで4打差の7位につけている。小林は1つ伸ばして1アンダー53位としている。
通算21勝の池田勇太が西Cを回り、14ホールを終えて、8アンダーで単独トップに立っている。西Cを回るブラッド・ケネディ(オーストラリア)が7アンダーで1打差2位。今季1勝の比嘉一貴、36歳の岩井亮磨、宋永漢(ソン・ヨンハン、韓国)が6アンダーで2打差3位に並んでいる。市原弘大ら3人が5アンダーで6位。賞金ランク1位の桂川有人は東Cを回り、10ホールを終えて2アンダー34位につけている。
アマチュアは19日と20日はダブルス戦が行われ、元プロ野球・ヤクルトの宮本慎也氏、松山英樹の元専属キャディーの進藤大典氏らが出場している。
◆大会形式 米ツアーではAT&Tペブルビーチ・プロアマがあるが、日本では昨年大会で初のプロアマ形式を採用。今年も同様に行われ、4日間、原則プロ2、アマ2の4人1組でプレーする。プロは予選ラウンド(R)は東Cと西Cを1Rずつプレーし、決勝Rは東Cでストロークプレーで争う。アマは予選会を勝ち抜いた男女300人が出場。19日、20日は毎ホールのチームベストスコアを反映させるダブルス戦で、21日、22日は2Rの合計スコアで順位を決定するスクラッチ戦で争われる。いずれも2日間のどちらかでプロと同組でプレーする。