三ケ島かな,66で首位発進…4戦連続予選落ちから前戦11位に続き北の大地で復調気配


18番、ティーショットを放つ三ケ島(カメラ・小林 泰斗)

18番、ティーショットを放つ三ケ島(カメラ・小林 泰斗)

◆女子プロゴルフツアー 大東建託・いい部屋ネットレディス ▽第1日(21日、北海道・滝のCC=6560ヤード、パー72)

 三ケ島かな(26)=ランテック=が7バーディー、1ボギーの66で回り、首位スタートを切った。6月から4戦連続で予選落ちを喫していたが、同じ北海道開催だった前戦のニッポンハムレディスで11位。北の大地で復調気配を見せている。韓国の全美貞(39)=フリー=も66で首位。1打差の3位に昨季賞金女王の稲見萌寧(22)=Rakuten=ら6人が続く。

 三ケ島が北海道で好プレーを連発した。「(前戦の)ニッポンハムレディスのショット、パットの感覚を忘れずにプレーできたことがよかった」と首位発進を決めた初日を振り返った。

 昨季最終戦のツアー選手権リコーカップで念願のツアー初勝利を挙げ、賞金ランク18位に躍進したが、今季はここまで同53位にとどまっている。6月から7月にかけては4戦連続で予選落ち。「やる気がなくなっていたというか。練習ラウンドでは『今週はいける』と過ごせるのですが、試合が近づくとモチベーションが下がって、よく分からない状況になっていました」と正直に明かす。

 北海道・桂GCで行われたニッポンハムレディスで11位。復調のきっかけをつかんだ。1週挟んで2戦連続の北海道開催。「久しぶり(の上位)なので良いところにいきたい」と意欲を示した。

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