16年大会覇者・石川遼は好相性大会で70も「自己評価は低いです」


10番、石川遼はティーショットを放つ(カメラ・岩田 大補)

10番、石川遼はティーショットを放つ(カメラ・岩田 大補)

◆男子プロゴルフツアー Sansan・KBCオーガスタ 第1日(25日、福岡・芥屋GC=7191ヤード、パー72)

 2016年大会王者でツアー通算17勝の石川遼(カシオ)は5バーディー、3ボギーの70で回り、2アンダーの暫定34位につけている。

 通算5勝の星野陸也、アマチュアの隅内雅人(水戸啓明高3年)と同組で、10番から午前7時55分にスタート。今年も入場曲には、UNISON SQUARE GARDEN「徹頭徹尾夜な夜なドライブ」をかけて登場。10番、11番と連続バーディーで好発進してギャラリーをわかせた。

 前週大会では今季自己最高の4位に入るなど、ファンの期待は高い。ところが、強い日差しの中、次第にミスが目立つような展開に。14番、16番でボギーを喫し、最終9番は3パットのボギー。「全体的に良くなかったですね。圧倒的にうまくいかない、ミスショットの方が多くて波があった一日。ドライバーショットで2回、アイアンも2回、悪いパットもあったし。ミスの質が低かった。自己評価は低いです」と反省した。

 昨年まで9度出場して16年の1勝を含めて6度のトップ10入り。21年も1打差の2位とツアー屈指の好相性大会だ。「明日のパフォーマンスがすごく重要」と、足早にコース外の練習場へ向かった。

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