通算１０アンダーで１打差の２位で終えた馬場（JGA提供）
◆ゴルフ オーストラリア・アマチュア選手権 最終日（１３日、ニューサウスウェールズＧＣ＝パー７４）
最終ラウンドが行われ、２０２１年アジア太平洋女子アマ優勝の橋本美月（東北福祉大２年）が４バーディー、１ボギー、１ダブルボギーの７３で回り、通算１１アンダーで逃げ切って初優勝した。全米女子アマ選手権覇者で４打差３位から出た馬場咲希（代々木高２年）は７バーディー、３ボギーの７０とスコアを４つ伸ばして１０アンダー、１打差の２位タイで終えた。橋本と馬場は、日本ゴルフ協会（ＪＧＡ）を通じて以下のようにコメントした。
橋本美月（優勝）「とにかく勝ち切れたことが何よりもうれしい。先週の試合ではいいプレーができたのが１日目だけだったので、スイングの修正中で何もかもうまくいかず、メンタル的にもやられていた。毎日泣いていたが、（ガース・）ジョーンズ・コーチに今週は泣かないようにすることが目標と言われていたので、本当に良かった。今週はショットの感じも良くなり体の使い方もイメージできるようになった。オーストラリアは風が強く、風の計算とか頭を使うことが多い。下が硬いからスピンコントロールも難しい。今週はマネジメントも良くなってこの結果につながった。この優勝は自分にとって先週悪いゴルフだったところから、いいゴルフをすることができて、自信になる勝ち方。とても自信がついた」
馬場咲希（２位）「試合が始まる前のオフはあまり練習をしておらず、主に体づくりを重点的にやっていた。こんなに上位で争えると思っていなかった。今日も優勝争いできるとは想像していなかった。改めて優勝争いが楽しかったと思った。（ボギーの）最終ホールはすごい悔しいけど、ＯＢを打ってしまってからもあきらめずにダボを打たないようにボギーを狙ってと思ってできた。あきらめずにできたのは良かった。今年はメジャー４試合に出るのが楽しみ。いい経験ができると思う。４日間戦っていろんなことを吸収して楽しめたらいい」