◆米女子プロゴルフツアー ヒルトングランドバケーションズ・チャンピオンズ 最終日(22日、フロリダ州レークノナ・クラブ=6617ヤード、パー72)
3打差2位で出た畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は1バーディー、3ボギーの74で回り、通算9アンダーで5位だった。開幕戦での逆転優勝はならなかったが、「初戦でこうして最終組で回れたことはすごくいい経験。いい位置で戦えていたので優勝できなかったことは残念だが、初戦にしてはいい成績で終わることができた」と振り返った。
強風の中でのラウンドとなった最終日は、7番で第3打が寄らずボギーが先行した。9番パー5で2オン2パットのバーディーを奪いスコアを戻したが、13番パー3で3メートル前後のバーディーパットが決まらず。「後半チャンスにつき始めてから、特に12、13番で差はつめていきたいと思っていた。今日はそういった所のパッティングが決められなかったので、なかなかスコアを伸ばすことができなかった」。16番はバンカーからの第3打を寄せきれず、4メートル近いパーパットを沈めることはできなかった。
シーズンの初戦から優勝争いに加わり、得られた手応えは大きい。「4日間、自分のやりたいことを落ち着いてできた。これを持ち帰って、しっかりこれからのシーズンにつなげていきたい」と話した。昨年4月のDIOインプラントLAオープン以来となるツアー通算7勝目へ、日々努力を重ねていく。