最年少でプロ転向を控える香川友がラジオ収録「苦労の日々が続くと思いますが、頑張っていきます」


ラジオ収録に臨んだ香川友(中央)。左は香川が幼少時からお世話になる中村吉伸さん、右はパーソナリティーの光永亮太氏(提供写真)

ラジオ収録に臨んだ香川友(中央)。左は香川が幼少時からお世話になる中村吉伸さん、右はパーソナリティーの光永亮太氏(提供写真)

 男子ゴルフで中学卒業と同時に15歳7か月の史上最年少でプロ転向する香川友(とも、千葉・野田一中3年)が今月のプロ入りを控え、ラジオ収録に臨んだことが6日、分かった。2月には尾崎将司が主宰するジャンボアカデミー入りした“天才中学生”の注目度は日に日に増している。

 香川はラジオ収録に参加し、引き締まった表情で抱負を語った。「皆さまに応援していただき、感謝しております。これから苦労の日々が続くと思いますが、皆さまのお力をお借りしまして頑張っていきますので応援よろしくお願い致します」と意気込んだ。

 この模様は、10日午後5時~6時50分にNHK FM(千葉県域)&bayfm同時生放送の番組内で放送される。

 香川は2月4日に千葉市内で公開された「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミーセレクションISPS」に参加。豪快なショットを放ち、ジャンボから「今回受けた男子で一番いい。面白い」とたたえられ、翌5日に合格通知を受けた。この春からは通信制の代々木高に進学する。

 昨秋、日本ゴルフツアー機構(JGTO)が実施するツアー出場権を争う予選会で中学生では異例となる3次まで進出。JGTO内で話し合いが行われ、中学卒業をもって最年少プロに転向することが決まっている。

 ◆香川 友(かがわ・とも)2008年7月31日、千葉・野田市生まれ。15歳。1歳から父・正宏さんが経営する「関宿ゴルフ練習場」で打ち始める。ドライバーはキャリーでの飛距離で300ヤード近く。小学6年の20年10月に茨城県内のミニツアーで、優勝したプロと同スコアの67でベストアマ、昨年7月の山梨オープンでもベストアマを獲得。これまでツアーは3試合に出場。憧れの選手はフィル・ミケルソン(米国)。趣味、特技は海釣り、サーフィン、スケボー、野球。好物は吉野家の牛丼。175センチ、103キロ。

 ◆主なスポンサー 豫洲短板産業株式会社、明治安田、株式会社けんせつパーク、大門パフォーマンススタジオ、株式会社釣八、MASSパートナーズ法律事務所、株式会社アリカ アールズコート、ピレッティ、その他2社。

最新のカテゴリー記事