松山英樹は暫定22位「よくアンダーパーで回れた」 久常涼は終盤失速で37位


◆米男子プロゴルフツアー プレーヤーズ選手権 第1日(14日、米フロリダ州TPCソーグラス=7275ヤード、パー72)

 「第5のメジャー」の第1ラウンドが行われ、日没サスペンデッドのため、9人が競技を終えられなかった。米ツアー10勝目を目指す松山英樹(LEXUS)は5バーディー、2ボギーの69で回り、暫定22位につけている。ホールアウト後に中継局の取材に応じ「バタバタしたし、よくアンダーパーで回れたのが正直な感想」と振り返った。

 2番パー5を3オン3パットのボギーに。続く3番パー3では第1打をグリーン左のバンカーに入れ、“目玉”となり連続ボギーとした。それでも4番で3メートルを沈めてバウンスバック。前半を1アンダーで折り返し、15、16番を連続バーディーとし、3アンダーで初日を終えた。

 前週のアーノルド・パーマー招待(12位)は腰痛の影響もあり、ショットに不安を抱えていた。「先週が悪かったので、どうにかいい方法がないかとやっていた。最初の方はミスが多かったが、7番くらいからこういう感じかなとつかめてきたらいいショットが多かった」とうなずいた。第2ラウンドへは「パットは期待できないので、ショットで頑張って、バーディーパットを楽に決めたい」と手応えをつかんだショットを武器に上位を目指す。

 久常涼(SBSホールディングス)は16番までに5つ伸ばすも、17番でボギー、18番をダブルボギーと終盤に失速。70で回り、37位につけている。ザンダー・シャウフェレ、ウィンダム・クラーク(ともに米国)、ロリー・マキロイ(英国)が7アンダーで首位に立っている。

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