◆女子プロゴルフツアー Vポイント×ENEOS 第2日(16日、鹿児島・鹿児島高牧CC=6456ヤード、パー72)
9位から出た2021年大会覇者の小祝さくら(ニトリ)が4バーディー、ボギーなしの68で、通算7アンダーとして首位タイに浮上した。鈴木愛に独走を許し、6打差2位に敗れた前週大会、明治安田レディスのリベンジの機会が訪れた。
小祝は前半を全てパー。11番でショットを1メートルにつけて初バーディーを奪うと、ここから3連続バーディー。17番では14ヤードからウェッジでのロブショットでチップインバーディーとスコアを伸ばした。初日の9位から68で、昨年7月のミネベアミツミレディス以来となる節目の10勝目に王手を掛けた。
前週は鈴木を4打差追って出た最終日、一時2打差に詰め寄るも、12番からの3連続ボギーで後退して6打差の独走Vを許した。17日の最終日は首位に並ぶ鈴木、竹田麗央と3人で2週連続で同組となり「早速きたという感じ。先週は2人ともいいプレーをしていた。自分も負けじと付いていけるように頑張りたい。(先週の)悔しさはあるが、自分の実力なので、今週はリベンジできるように」と巻き返しを狙う。