臼井麗香の母・香理さん「いい体になってるね~」肉体改造中の娘を励まし続けた


臼井麗香

臼井麗香

 最終日の競技が悪天候のため中止になり、36ホールを終えて単独首位に立っていた今季初戦の臼井麗香(25)=フリー=が、通算13アンダーで涙の初勝利を飾った。1998年度生まれの「黄金世代」では14人目の優勝者になった。主催者推薦での優勝は昨年大会の山内日菜子以来5人目(アマチュアと外国人を除く)。

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 臼井の母・香理さん(51)はツアーに2合だき炊飯器を持参し、今大会中もおにぎりを作ってサポート。「言葉にならないくらい、うれしい」と喜びをかみしめた。臼井はオフの肉体改造で4キロ増量し、人生マックスの51キロに到達。試合中もホテルでトレーニングを続ける娘を「いい体になってるね~」と励まし続けた。

 性格については「かなりストイック。見た目と中身が全然違う。負けず嫌い」。幼少期に宝塚歌劇団に憧れ、3歳から13歳までクラシックバレーやジャズダンスを習った臼井は、当時から見られることへの意識が高かったという。「センターで踊りたい。後ろじゃ嫌だ、みたいな、そういう子だった」と笑って懐かしんだ。(高木 恵)

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