◆男子プロゴルフツアー開幕戦 東建ホームメイトカップ 第3日(30日、三重・東建多度CC名古屋=7069ヤード、パー71)
第2ラウンド(R)未消化分が終了した。1アンダーの暫定73位でスタートした石川遼(カシオ)は18ホールをプレーし、4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの70で通算2アンダーの61位で、同じく2アンダーの弟・航(フリー)とともにカットライン上で予選を通過した。
石川遼と同組で回った蟬川泰果(アース製薬)は71と伸ばせず1アンダーで78位となり、予選落ち。
嘉数光倫(エナジック)、佐藤大平(クリヤマホールディングス)、第2Rを69で回ったアマチュアの中野麟太朗(早大2年)の3人が12アンダーでトップに並んだ。
この後、第3Rがスタートする。この日も日没サスペンデッドになる見込みで、最終日(31日)に第3Rの競技を積み残す可能性が高い状況だ。
〇…昨季賞金ランク2位の蟬川は2バーディー、2ボギーの71。通算1アンダーで予選落ちとなった。「アイアンはすごく良くなってきたと思うが、ドライバー、3ウッドのシャフトを今回から投入した中、左に行ってしまった。樹脂のパターも久々に投入したが(カップに)届かなかった。鉄のパターの感覚が抜けきらなかった。エースに戻したら、すぐフィーリングが戻るのでは」と振り返った。日本ツアーは4月25日開幕のISPSハンダ欧州・日本トーナメント(静岡)まで間隔が空くが「良くなる方向に練習、トレーニングを積んでいけたら」と前を向いた。