佐久間朱莉、18番バーディー締めで初V王手 「明日につながると思うので、いい弾みにしたい」


18番でバーディーを決め、ギャラリーの声援に応える佐久間朱莉(カメラ・安藤 篤志)

18番でバーディーを決め、ギャラリーの声援に応える佐久間朱莉(カメラ・安藤 篤志)

◆女子プロゴルフツアー 富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 第2日(6日、埼玉・石坂GC=6535ヤード、パー72)

 初優勝を目指す地元・埼玉出身の佐久間朱莉(しゅり)=大東建託=は5バーディー、2ボギーの69で回り、通算8アンダーで首位をキープした。「点数は70点。最後の最後にしっかり取れてトップタイでフィニッシュできたのはすごい良かった」と振り返った。

 最終18では第2打をピン横1メートルにつけて、バーディー締め。17番パー5では4メートルを外し、パーとしただけに、いい締めくくりができたという。「18番で取れたらいいねとキャディーさんと話していたので取れて良かった。最後のバーディーが明日につながると思うので、いい弾みにしたい」。初優勝へ向け、いい流れで最終日へ向かう。

 7日はこの日もプレーした上田桃子と最終組に入った。「小さい頃からテレビで観ていた人と一緒にプレーして、そこで勝てたら自分の中ですごい自信にもつながる」と上田とのラウンドを歓迎した。今季初の最終日最終組。男子ツアー歴代最多94勝の尾崎将司のまな弟子が、地元の“追い風”を味方にベテランに挑む。

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