「第7回三木市レディースゴルフトーナメント」(賞金総額1000万円、優勝賞金200万円)が9、10日の2日間、兵庫・三木市の花屋敷GCよかわコースで行われ、小林京加(22)=井高野ゴルフセンター=が通算2オーバーで優勝した。2位には4オーバーで表純子と寺西飛香留が並んだ。
小林が昨年の富士フイルム・スタジオアリス女子トーナメントの舞台となった難コースを制し、7代目女王に輝いた。初日は9メートル近い風と寒さでスコアが伸び悩む中、1オーバー2位発進。最終日も我慢のゴルフで1オーバーでまとめ、トータル2オーバーで逆転した。賞金200万円を手にし「グリーンが硬くて速くなったのでバーディーを狙うのではなく、パーセーブに切り替えてひとホールひとホール集中しました」と喜びを爆発させた。
夏のプロテストにも弾みがついた。昨年は一次予選で落ちており「今年から練習環境を変えました。今回の優勝で自分の課題も見つけることができました。早くプロになって所属先に恩返しをしたい。今年は強い気持ちでのぞみたい」と悲願達成を誓っていた。